修士課程 MMAコース概要


MMAコース

修士課程の新コース「MMA  (Master of Mathematics Administration) コース」が平成21年度より開設されました.第1期入学生6人を迎え,MMA コースがスタートしています.

目的

MMAコースの目的は,数学が背景にある基礎研究の意 義を理解し,産業界における数学を基盤とした研究開発のコーディ ネートやマネージメントを大局観と長期的視野をもってあたることができる人材の育成です.また,幅広い数学の

修士(技術数理学)の教育プログラム

基礎を身につけたこのような人材は,官公庁や中学・高校の教員等の進路を選んでも十二分にその能力が生かされることでしょう.

カリキュラム

大きな特徴のひとつは,修了要件としての修士論文を課さない,ということです.従来の,特定の指導教員について2年間,修士論文作成を 目標にしたセミナーを行う代わりに,「MMA講究」という名の下に,半期ずつ4種類のセミナーを受講します.その内容も,特定の分野のことばかりをテーマ にするのではなく,半年ずつ異なった分野の内容を,異なる教員のもとで行います.形式は4名程度の少人数セミナーで,これは従来の伝統的スタイルです. 修士論文を課さない代わりに,一定の頻度でセミナーレポートを書いてもらいます.セミナーのTAとして優秀な博士後期課程大学院学生を配 し,よりきめ細かい指導を行います.各学生には2年間継続して履修,修学指導にあたるスーパーバイザー(指導教員)がつきます.
 講義としては数理学コースとの共通講義のほか,企業への短期インターンシップ,その準備でもある実務講義(以上必修各1単位),英語によるMMA数学特 論 I,II(選択必修,各2単位),数学史,数理モデル概論,アクチュアリ数理,機能数理学概論I, II(選択,各2単位)が開講されます.数学系の学科出身でない 人のために,自由科目としてMMA数学入門,計算機数学実習という準備科目も用意されています.

学位

MMAコースにおいては,「2年以上在学し,30単位 以上を修得し,かつ,必要な研究指導を受けた上,本学府教授会の行 う講究報告の審査及び最終試験に合格すること」をもって学位「修士(技術数理学)」が授与されます.

入試

MMAコースの入学試験は,筆記試験と面接により行 われます.筆記試験は,理系の学部で標準的に履修する数学の内容か ら出題されます.詳しくは過去入試問題と入手方法をご覧下さい.面接においては学部で学んだことや入学後の抱負などを質問 します.

博士課程への進学

MMAコースの 修了要件には修士論文を課していませんが,自由科目である数理学コース「数理学基礎論究」をとり修士論文を作成するか,もしくは「MMA講究」におけるレポートの集大成を報告書にまとめることで,本学府数理学専攻博士後期課程への進学に際して必要な「修士論文又はこれに相当するもの」とすることができます.