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教員紹介

藤澤 克樹 ( フジサワ カツキ ) / 教授

新しいスーパーコンピュータの応用として大規模なグラフ解析やデータ処理が注目を集めています.グラフ解析の応用分野としては大規模災害等での避難誘導計画,社会公共政策や企業経営等のためソーシャル・ネットワーク等の大規模データの有効活用等が想定されていますが,非常に計算量やデータ量さらに電力使用量などの規模が大きく従来の手法では処理が困難です.そのためハイパフォーマンスコンピューティング分野の技術を用いて超大規模グラフ処理を実現するための研究を行っています.
また最適化問題の高速計算と実社会への応用にも取り組んでおり,例えば半正定値計画問題(SDP)は組合せ最適化,システムと制御,データ科学,金融工学,量子化学など非常に幅広い応用を持ち,現在最適化の研究分野で最も注目されている最適化問題の一つとなっています.SDP に対する高速かつ安定したアルゴリズムの開発とスーパーコンピュータ上での大規模並列計算によって,世界最大規模のSDPを高速に解くことに成功しています.数学とコンピュータを用いて実社会の複雑かつ未解決の問題を解くための研究を他の研究機関や企業などと連携しながら現在積極的に推進しています.

キーワード 最適化問題,グラフ解析,高性能計算
部門 MI研究所: 数学理論先進ソフトウェア開発室 ,先進暗号数理デザイン室 (兼任)