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高瀬 正仁 ( タカセ マサヒト ) / 准教授

多変数関数論と近代数学史の考察を続けています。多変数関数論には「内分岐領域の理論の建設」という未解決の難問がありますが、困難の所在を把握するには歴史的考察が有効です。ヨーロッパ近代の数学史にはオイラーやガウスなど偉大な数学者が目白押しに並んでいますが、これらの人々の作品を、一番はじめに書かれた言語で読むように心がけています。数学の諸分野の中でも、特に数論と複素解析の相互関係の解明に力を注いでいます。
   日本にも江戸期に発達した独特の数学があり、和算と呼ばれています。明治期のはじめ、和算とヨーロッパの数学との出会いという文化史的事件が起りましたが、その様相の解明も数学史研究の大きなテーマです。

キーワード オイラー、ガウス、数論、複素解析、内分岐領域、和算
部門 MI研究所: 基礎理論研究部門