実用化が進む生体認証技術 [IMI Colloquium]
- 開催期間
- 2016-12-14 16:45~2016-12-14 17:45
- 場所
- 九州大学 伊都キャンパス ウエスト1号館 4階 IMIオーディトリアム (W1-D-413)
- 受講対象
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- 講師
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山田 茂史 (株式会社富士通研究所 知識情報処理研究所 セキュリティ研究センター 認証&IoTセキュリティプロジェクト)
12月 IMI Colloquium | 日時:2016年12月14日(水) 16:45-17:45 | 場所:九州大学 マス・フォア・インダストリ研究所 ウエスト1号館 D棟 4階 IMIオーディトリアム(W1-D-413)(円形階段教室) | 講師:山田 茂史 氏 (株式会社富士通研究所 知識情報処理研究所 セキュリティ研究センター 認証&IoTセキュリティプロジェクト) | | 講演タイトル:実用化が進む生体認証技術 | 講演要旨: 生体認証技術とは,指紋や手のひら静脈などの個人の身体的特徴や,歩容や筆記署名などの行動的特徴を符号化して,登録時と認証時のデータ間の類似性を算出することにより個人を同定する技術である。モバイル端末でのロック解除や,企業の情報漏洩や金融機関での「なりすまし」の対策として,生体認証の普及が進んできた。さらに近年では,キャッシュカードやクレジットカードの代わりに,生体認証を活用することでカードレスでの取引を実現する「手ぶら認証」も広まりつつある。 本講演では,代表的な生体認証技術である指紋と手のひら静脈を利用して生体認証技術の概要を説明するとともに,企業や金融機関での具体的な商談事例をベースに実用化状況を説明する。また,生体認証技術において,数学的な要素の強い技術分野として,生体情報を秘匿したまま安全に照合する「生体情報保護技術」を紹介する。さらに,手ぶら認証の拡大に向けた技術課題や解決手段を紹介する。 | | | 12月 IMI Colloquium (2016/12/14開催)報告 |