建築構造における幾何学的諸問題 [IMI Colloquium]
- 開催期間
- 2019-03-13 16:45~2019-03-13 17:45
- 場所
- 九州大学 伊都キャンパス ウエスト1号館 4階 IMIオーディトリアム (W1-D-413)
- 受講対象
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- 講師
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大崎 純 (京都大学大学院工学研究科建築学専攻)
3月 臨時 IMI Colloquium | 日時:2019年3月13日(水) 16:45-17:45 | 場所:九州大学 マス・フォア・インダストリ研究所 ウエスト1号館 D棟 4階 IMIオーディトリアム(W1-D-413)(円形階段教室) | 講師:大崎 純 教授 (京都大学大学院工学研究科建築学専攻) | | 講演タイトル : 建築構造における幾何学的諸問題 | 講演要旨: 建築構造解析と構造設計の分野での以下のような幾何学的問題に対する方法を紹介し,問題点を解説する。 ・曲面の近似精度を保って平面パネルの種類を最小化する問題を解いて,複雑な曲面を,平面パネルを用いて近似する方法。 ・平面を曲げて生成できる可展面を接続して複雑な曲面を近似し,力学的特性と施工の容易性を考慮して屋根構造を設計する方法。 ・展開構造で用いられる骨組メカニズムの大変形特性を,級数展開あるいは群論を用いて判別する方法。 ・曲面形状を近似する展開構造を設計するための剛体折り紙の形状最適化。 ・張力で自己釣合い状態にある膜構造を可展面と極小曲面を用いて設計する方法と,面内ひずみと曲面の曲率の関係。 ・曲げを受ける曲面格子構造の自己釣合い形状を設計するためのエラスティカによるモデル化。 | | | |