Fisher計量を用いた$\delta$概十分統計量の定式化とその特徴づけ
幾何学セミナー
開催期間
2024.12.13(金)
16:00 ~ 17:30
16:00 ~ 17:30
場所
W1-D-313
講演者
山口 夏穂里(立命館大学)
概要
【講演要旨】統計学の基本的な概念である十分統計量は1922年に統計学者Fisherにより提案され,1935年にNeymanによって定式化された。この古典的な十分統計量を,2017年にAy-Jost-L\^e-Schwachh\"oferらがFisher 計量を用いて情報幾何学の分野で再定義した.本講演では,Ay-Jost-L\^e-Schwachh\"oferらが再定義した十分統計量を定量的に一般化し,その特徴づけを行う.