「数学というものの見方はビジネスの現場で役立つか」
開催期間
2013.10.16(水)
16:45 ~ 17:45
16:45 ~ 17:45
場所
九州大学 マス・フォア・インダストリ研究所 大講義室1(数理・IMI図書館棟3F)
講演者
中村 英史 (ウルフラム・リサーチ・リミテッド)
概要
10月 IMI Colloquium
日時:2013年10月16日(水)
16:45-17:45
場所:九州大学 マス・フォア・インダストリ研究所
大講義室1(数理・IMI図書館棟3F)
講師:中村 英史 氏(ウルフラム・リサーチ・リミテッド)
講演タイトル:「数学というものの見方はビジネスの現場で役立つか」
講演要旨:
昨今のコンピュータ技術の発展により、高度な数学の理論が革新的な製品やサービスの研究・開発・製造の現場で応用・実装されるようになってき ている。しかしながら、数学の理論や道具立てが、そのまま製品やサービスあるいは生産工程の重要な要素技術として利用されるだけではなく、数 学の公理体系や論理的な考え方が、日常のオペレーションやマネジメントに活かされる場面の多々見受けられる。逆に、数学的な思考法を、柔軟に 使うことによって、同じスペシャリストでも、全体を見通した上で自分の専門性を効果的に発揮するシステム思考のスペシャリストとして、あるい は、数学を直接使わなくとも、全体像を取り巻く環境までをも俯瞰してプロジェクトを効率的に成功に導くジェネラリストとして、価値を発揮する ことも可能となる。IT 業界での約 20 年の経験で得られたこれらの教訓を、約 15 年間、大学非常勤講師として多くの学生を実社会に送り出す中で伝えてきた実績を報告する