細胞接着の数理モデルについて考える
開催期間
2014.5.15(木)
00:00 ~ 17:00
00:00 ~ 17:00
場所
九州大学 伊都キャンパス 数理学研究教育棟3階 大講義室1
講演者
村川 秀樹 (九州大学大学院数理学研究院)
概要
日時:2014年 5月 15日 (木)
15:30~16:00,数理棟 談話室 (ティータイム)
16:00~17:00,図書館3階 大講義室1 (講演)
講演者:村川 秀樹 (九州大学大学院数理学研究院)
タイトル:細胞接着の数理モデルについて考える
概要:
多細胞生物のからだを構成する細胞は独立に存在するのではなく、細胞同士が接着したり、細胞外基質に接着して存在している。細胞同士の接着は細胞接着または細胞間接着と呼ばれる。Armstrong、Painter、Sherratt (2006)は細胞集団の挙動を理解するために、細胞接着を考慮した数理モデルを提案した。そのモデルは多くの研究者の興味を引き、精力的に研究が進められているが、数値実験の結果からはそのモデルが現象を記述しているとは言い難い。その数理モデルの問題点を精査し、現象を記述する新たな数理モデルを提案する。