鉛管ホモロジー球面の量子不変量と偽テータ関数の漸近展開
代数学セミナー
開催期間
2022.6.10(金)
16:00 ~ 17:00
16:00 ~ 17:00
場所
C-513 中講義室および Zoomミーティング
講演者
村上 友哉 (東北大学)
概要
3次元トポロジーの重要課題である量子不変量の漸近挙動の研究は、近年モジュラー形式論の手法を援用した成果が挙げられている。本講演では当該分野における課題であったGukov-Pei-Putrov-Vafa予想を条件付き鉛管ホモロジー球面に対して解決したという講演者の最近の結果を紹介する。証明の要は偽テータ関数と有理関数の漸近展開を比較する手法である。