Wrinkled fibrationのホモトピーと消滅サイクルとの関係
トポロジー金曜セミナー
開催期間
2013.4.19(金)
16:30 ~ 17:30
16:30 ~ 17:30
場所
九州大学 伊都キャンパス 数理学研究教育棟3階*中セミナー室1*(入口は数理棟3F)
講演者
早野 健太 (大阪大学/学振特別研究員PD)
概要
Wrinkled fibrationは4次元多様体上定義された可微分写像で、臨界点に関するいくつかの条件を満たすものである。この写像は4次元多様体の微分構造を調べるために近年盛んに研究されており、それらの研究の中で、wrinkled fibrationの消滅サイクルが重要な役割を果たしている。この講演では、Wrinkled fibrationのホモトピーによる消滅サイクルの変化について、得られた結果を紹介する。なおこの講演の中の結果の一部は、Stefan Behrens氏(マックスプランク研究所)との共同研究によるものである。