関数データに基づく交互作用モデル
統計科学セミナー
開催期間
2018.3.16(金)
16:00 ~ 17:00
16:00 ~ 17:00
場所
九州大学 伊都キャンパス ウエスト1号館 中セミナー室 W1-D-710
講演者
松井 秀俊 (滋賀大学 データサイエンス学部)
概要
説明変数,目的変数が共に関数データとして与えられたとき,これらの関係を表現する関数回帰モデルにおいて,交互作用項を導入したモデルとその推定方法について紹介する. 提案するモデルでは,例えば時間の関数データとして与えられた説明変数の,時点間の交互作用を考慮に入れることができる.モデルについては,誤差項にガウス過程を仮定し最尤法および正則化法の枠組みで推定する.提案したモデルを,実際のデータへ適用した結果について説明する.