連続変量を含む条件付相互情報量の推定
統計科学セミナー
開催期間
2017.12.7(木)
10:00 ~ 11:00
10:00 ~ 11:00
場所
九州大学 伊都キャンパス ウエスト1号館 中セミナー室 W1-D-710
講演者
鈴木 譲 (大阪大学)
概要
連続変量を含む場合の条件付相互情報量の推定方法を提案する。
X,Y,Zの長さnの各系列をいろいろなサイズで量子化して、その離散化された条件付相互情報量の推定値の最大値を最終的な条件付相互情報量の推定値とする。このような簡単な方法でも、サンプルサイズが大きくなるにつれて推定量が真の値に一致してくること、条件付相互情報量がゼロであることと、条件付き独立であることが確率1で一致してくることが、証明される。また、離散と連続を区別しないで推定するので、用途が広い。
なお、本推定方法は、CRAN パッケージBNSLの次バージョンで公開予定である。