Pixar's Renderman and Mathematica(IMI臨時セミナー)
その他
開催期間
2013.2.8(金)
15:00 ~ 15:45
15:00 ~ 15:45
場所
九州大学 伊都キャンパス 伊都図書館3F 小講義室1
講演者
桐生 裕介(スタジオフォンズ)
概要
我々は普段,様々なソフトウェアを駆使して3DCGの画像を制作しており,そこではパイプライン構築と呼ばれる制作工程のデザインや必要な機能の実装が,非常に重要なパートとして認識されています。
本講演では,私は緩い統合としてMathematicaとRendermanの協調に関して話し,3DCGで用いられる基本的な機能をMathematica上で実現出来ることを話します。これらはMathematicaによる社内パッケージとして実装されたものですが,シェーダーネットワークの変形やアセット管理システムの例などを通して,Mathematica上で実装することの利点に関してお話ししたいと思います。より実務レベルでの工夫として,弊社における実際の構築例を紹介し,中長期的に継続するプロジェクトの運営にどのように用いているかも触れたいと思います。
また,デモでは,実際にMathematica上での衣服の構成例を紹介し,Mathematicaで行うことの,メリット,デメリットに関しても触れたいと思います。