完全秘匿を与えるラテン方陣を用いた秘密分散法
暗号学セミナー
開催期間
2023.9.11(月)
13:30 ~ 15:00
13:30 ~ 15:00
場所
IMIオーディトリアム（W1-D-413）とZoomミーティングによるハイブリッド開催
講演者
足立 智子（静岡理工科大学）
概要
秘密分散法は、一つの秘密情報を共有して複数人で管理する方法である。完全秘匿(perfect concealment)は、perfect securityとも呼ばれる。「security」は現象の性質を表すのに対し、「concealment」は現象を起こす行為を表す。本講演では、完全秘匿を与える秘密分散法に関するこれまでの研究を紹介するとともに、ラテン方陣や配列を用いた秘密分散法について我々の研究成果を発表する。本研究成果は、縫田氏（九州大学）、顧氏（九州大学）、竹内氏（産総研）との共同研究である。
（連絡先：縫田 nuida@imi.kyushu-u.ac.jp ）