An Lq-analysis of compressible viscous flows past a rotating obstacle in R3
関数方程式セミナー
開催期間
2022.1.28(金)
16:00 ~ 16:30
16:00 ~ 16:30
場所
九州大学 伊都キャンパス ウエスト1号館 4階 IMIオーディトリアム (W1-D-413)
講演者
日高 翔 (九州大学)
概要
本講演内容は、Farwig-Pokorny(2015)による論文の総合報告である。 3次元全空間内において、回転する障害物の周りを流れる圧縮性流体の運動を記述する Navier-Stokes 方程式について考察する。 回転行列を作用させることにより、問題を時間依存しない領域内で考え、その変換によって得られた未知の速度場 v に対して、g = div(v) の形の解公式を構成し、その L^q 評価を導出する。 L^q 評価においては、 Hormander-Mikhlin 型の Fourier multiplier 定理を適用できない特異性を有する multiplier 関数が現れる。 その特異性を扱うために、修正化 Bochner-Riesz multiplier を導入し、 球面上における Fourier 制限定理を用いることで、L^q 評価を導出する。
※ 最新の講演題目・要旨等の情報につきましてはホームページ
http://www2.math.kyushu-u.ac.jp/FE-Seminar/
をご覧下さい。