SPH法における補間作用素と近似差分作用素の打ち切り誤差解析
九州大学数値解析セミナー
開催期間
2013.2.12(火)
15:30 ~ 17:00
15:30 ~ 17:00
場所
九州大学伊都キャンパス 伊都図書館 3階 中セミナー室4
講演者
井元 佑介 (九州大学大学院数理学府), 田上 大助 (九州大学IMI)
概要
粒子法はメッシュ生成が不要な偏微分方程式の数値解法であり,津波や構造物の変形などの問題に利用されている.講演者らは,その主な手法の一つであるSPH法に用いる補間作用素と近似差分作用素の打切り誤差解析を行った.誤差解析では (i) 隣接粒子間距離と領域被覆半径に基づく粒子配置に対する指標, (ii) Voronoi領域の体積に基づく粒子に対する重み, の2点が鍵となる.これらの指標や重みを用いて行った, 打ち切り誤差解析と数値計算例について報告をする.