同期回数を削減した並列計算機向き反復法
九州大学数値解析セミナー
開催期間
2012.11.27(火)
15:00 ~ 16:30
15:00 ~ 16:30
場所
九州大学 伊都キャンパス 総合学習プラザ1階 工学部第5講義室
講演者
藤野 清次 (九州大学 情報基盤研究開発センター)
概要
Krylov部分空間法で並列計算するとき,その算法中に各プロセッサーで同期をとる必要がある個所が数ヵ所ある.しかし,プロセッサーの台数が段々増加すると,通信時間と待ち時間が全体の経過時間に占める割合が多くなる.そこで,同期回数が少なくかつ収束性も優れた反復法を紹介する.