災害影響評価のための大規模マルチフィジックス・シミュレータ構築へ向けた取り組み
九州大学数値解析セミナー
開催期間
2012.5.15(火)
15:30 ~ 17:00
15:30 ~ 17:00
場所
九州大学伊都キャンパス 総合学習プラザ1階 工学部第10講義室
講演者
田上大助 (九州大学 MI研究所), 浅井光輝 (九州大学 大学院工学研究院), 荻野正雄 (名古屋大学 情報基盤センター)
概要
我々は, 数値シミュレーションによる自然災害の影響評価に基づいた防災・減災対策の推進に寄与するために, 高精度かつ高効率な大規模マルチフィジックス シミュレータのプラットフォーム構築を目指している. プラットフォーム構築の第一段階として, 本講演では, 地震および地震に伴って生じる津波が構造物に与える影響評価に向け, 流れ現象に対する粒子法に基づく高精度なシミュレーション手法の構築, 次世代並列計算機アーキテクチャにおける高効率な実装手法の検討, の 2 点について, これまでに得られた結果と今後の展望について述べる.