Well-posedness for the stationary Navier-Stokes equations on two-dimensional tori
関数方程式セミナー
開催期間
2021.6.11(金)
15:30 ~ 16:30
15:30 ~ 16:30
場所
Zoomによるオンライン開催
講演者
鶴見 裕之 (京都大学)
概要
本講演では非圧縮性Navier-Stokes方程式の, 2次元トーラス空間上で与えられた外力に対する定常解の一意存在性および連続依存性(適切性)について論じる. はじめにトーラス上において斉次Besov空間を定義し, 本方程式の適切性を保証する外力の属する関数空間をその枠組みで与える. この中で, 例としてDiracのくし型関数などの超関数も外力として取り扱えることを確認する. 一方で位相が弱いトーラスBesov空間においては外力に対する定常解の連続依存性が破たんする(方程式が非適切となる)ことも併せて証明する.
※ Zoomアプリを用いて,以下の通りに遠隔セミナーを開催致します.
(Zoomのwebサイト: https://zoom.us)
ご参加を希望される方は,山崎(yamazaki (at) math.kyushu-u.ac.jp),可香谷(kagaya (at) imi.kyushu-u.ac.jp)までご連絡下さい.
開催30分前に招待リンクのご連絡を差し上げます.
なお,セキュリティ面を考慮し,当日 は本名(フルネーム)でのご参加をお願い致します.