分野別セミナー

圧縮性Navier-Stokes-Korteweg方程式系について, 臨界条件下での定数状態の安定性を考える. この方程式系は水-水蒸気タイプの二相流体を拡散界面モデルで記述している. また, 臨界条件とは, 圧力項の密度パラメータでの微分が0になるときをいう. 小林孝行教授(大阪大学)との共同研究により, 初期値に適当な正則性の仮定を課したもと, 臨界条件下において小さい初期値に対する時間大域解の存在と解の定数状態への収束率(拡散方程式の解と同じ減衰率)を導出したことを発表する.


※ ご参加を希望される方は，可香谷(kagaya (at) imi.kyushu-u.ac.jp)までご連絡下さい．
開催30分前に招待リンクのご連絡を差し上げます．
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