ある2階の偏微分方程式に対する近似解の収束率について
関数方程式セミナー
開催期間
2018.5.25(金)
15:30 ~ 17:00
15:30 ~ 17:00
場所
福岡大学・セミナーハウス・2階セミナー室D
講演者
小杉 卓裕 (福岡工業大学)
概要
2010年にL.C.Evansは非線形随伴法を導入し,ある粘性消滅項付きハミルトンヤコビ方程式の 解の収束率を求めた.ここで非線形随伴法とはある偏微分方程式の線形化方程式に対する グリーン函数を用いた評価法を指す.一方,自由境界問題を考える場合,その解析のため しばしば処罰法による近似方程式が建てられる.本講演では非線形随伴法により得られる処罰方程式の解の収束率と平均曲率流方程式への 適用性を考察する.本講演の内容は東北大学の小池茂昭教授および内藤誠氏との共同研究に基づく.
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