1次元pラプラシアンの固有関数に関する数論的性質
関数方程式セミナー
開催期間
2017.1.27(金)
15:30 ~ 17:00
15:30 ~ 17:00
場所
福岡大学・セミナーハウス・2階セミナー室D
講演者
竹内 慎吾 (芝浦工業大学)
概要
1次元pラプラシアンの固有関数は三角関数の一般化であり、その周期は円周率の一般化である。 ラプラシアン(p=2)の場合に三角関数や円周率を用いる解析をpラプラシアンに対して行う際には、 これらを用いると同様に処理できることが多いため古くから利用されている。しかしこの固有関数と周期については、三角関数と円周率の一般化でありながら加法定理や数値計算公式などの数論的な 性質は特別な場合を除いてほとんど知られていない。
本講演では、この種の性質について講演者が近年得た結果を中心に説明する。
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