走化性・増殖系の解の時間大域存在とパターン形成
関数方程式セミナー
開催期間
2015.5.22(金)
15:30 ~ 17:00
15:30 ~ 17:00
場所
福岡大学・セミナーハウス・2階セミナー室D
講演者
大崎 浩一 (関西学院大学)
概要
大腸菌分布のパターン形成に対する数理モデルとして, 三村昌泰教授・辻川亨教授(1996)が解析を行った走化性・増殖系を考えます.これは,通常拡散を有する放物型・放物型Keller-Segel系にロジスティック増殖が加わった系となっています.本講演では,空間2次元および3次元の場合における時間大域存在とパターン形成の問題を考え,これまで得られた成果とその解析手法の紹介を行います.