質量保存を伴う反応拡散系におけるパルス状局在解の挙動について
関数方程式セミナー
開催期間
2014.2.7(金)
16:00 ~ 16:25
16:00 ~ 16:25
場所
福岡大学・セミナーハウス・2階セミナー室D
講演者
尾藤 友里 (九大数理・M2)
概要
哺乳類の細胞には走化性という性質があり, 外部刺激に反応して極性が現れる. 極性について, これまで多くの数理モデルが研究されているが, その一つとして質量保存を伴う反応拡散型モデルによって極性の性質を記述できることが知られている. 本研究では, 極性が現れている細胞に対して, 極性が外部刺激の位置にどのように依存するのかを, 質量保存を伴う反応拡散型モデルを用いて理論的に解析した.