形態形成モデルに現れる境界スパイク解の運動について
関数方程式セミナー
開催期間
2010.1.29(金)
15:00 ~ 15:30
15:00 ~ 15:30
場所
福岡大学・セミナーハウス・2階セミナー室D
講演者
日野 直紀 (九大・数理 M2)
概要
*通常と開始時間が異なります。
Gierer-MeinhardtモデルやGray-Scottモデルのような反応拡散系におい
て,安定な定常スパイク解は境界上の極大曲率をとる点で存在するという
ことが知られている.また,一般的な反応拡散系について,境界上でのス
パイク解の運動を記述した方程式が与えられている.これらの結果を用い
て,Gierer-Meinhardtモデルにおける複数のスパイク解の運動について考
察する.