- 学府/研究院長からのご挨拶
- 沿革
- 教育と研究
- 教員紹介
- 談話会・セミナー等
- 特徴あるプログラム
- アクセス
- 公募案内
- 刊行物
- 関連リンク
- *COVID-19関連(大学本部)
- *市感染症情報(学外ページ)
- お問い合せ
談話会 (数理談話会・IMI Colloquium)
Mathieu Moonshine の群論的および頂点作用素代数的考察 [数理談話会]
- 開催期間
- 2017-11-16 16:30~2017-11-16 17:30
- 場所
- 九州大学 伊都キャンパス ウエスト1号館 4階 IMIオーディトリアム (W1-D-413)
- 受講対象
- 講師
- 宮本 雅彦 (筑波大学)
日時:2017年11月16日 (木)
16:00~16:30 (ティータイム)
16:30~17:30 (講演)
IMIオーディトリアム W1-D-413 (講演)
講演者:宮本 雅彦 (筑波大学)
講演題目:Mathieu Moonshine の群論的および頂点作用素代数的考察
【概要】:
江口・大栗・立川氏が提案したマシュー・ムーンシャイン予想とは、K3曲面の楕円種数(関数)、数理物理に出て来る超共形代数、散在型有限単純群の一つであるマシュー群 M_{24}、さらに、ラマヌジャンが導入したモックテータ―級数との間の不思議な関係を述べたものである。この予想は、最終的にギャノン氏により正しいことが確認されたが、その証明は本質的にモックテータ―級数の性質に負っており、超共形代数の表現もマシュー群 M_{24} の表現も見える形で出てきていない。それゆえ、どうしてこのような不思議な現象が起きたのか明らかになっていない。そこで、本講演では、マシュー・ムーンシャイン予想の説明から始めて、超共形代数の表現、マシュー群の表現の立場から再度、この問題を考察し、上記の4つの対象がどのような繋がりをもって表れて来るのかを紹介したい。