研究教育分野
力学系
力学系は時間発展を記述する規則を数学的に定式化したものです。たとえば、天体やコマの運動を記述する古典力学の運動方程式(常微分方程式)はその典型ですが,他にも物理学の様々な分野、化学反応、生態学、経済学のモデルとしても力学系が現れます。また、数学の研究からも自然に様々な力学系が定義されます。力学系理論は、実解析学・代数幾何学・位相幾何学・関数論・確率論・数値計算等の手法を使って力学系の性質を調べることを目標とします。
教員
- 教授 石井 豊 離散力学系理論、複素力学系、フラクタル、4次元可視化
- 教授 辻井 正人 力学系、カオス、エルゴード理論
- 教授 松江 要 力学系、数値解析、精度保証付き数値計算、特異摂動論、微分方程式(爆発解、衝撃波)、特異点、トポロジー(計算機援用を含む)、量子ウォーク、トポロジー最適化、燃焼
- 准教授 グエン ディン ホア Control Systems, Smart Grid, Distributed Optimization, Multi-Agent System, Consensus Control, Synchronization, Learning Systems, Optimal and Robust Control
- 准教授 日下部 佑太 多変数複素解析、複素幾何学
- 准教授 新居 俊作 力学系、微分方程式、応用解析
- 准教授 森田 陽介 Clifford-Klein 形、Conley 指数、ホモトピー論