トップページ > 教員紹介 > トゥリン カーン デュイ

教員紹介

トゥリン カーン デュイ ( トゥリン カーン デュイ ) / 助教

   本研究の目的は、確率論を数論に応用することである。とくに数論の様々な研究対象のうちの二つ、広義ディリクレ級数とリーマンのゼータ関数に対して確率論の道具を用いて研究することに興味がある。最近、私は広義ディリクレ級数の値分布を調べるために実数直線の適切なコンパクト化を見出すことができた。それを用いると、広義ディリクレ級数の値分布に明確な意味を与えることができる。本研究では、このコンパクト化の方法を多くの新しい数論的極限定理を得ることに応用することを目標としたい。とくに私が研究したいことのいくつかは次の通りである:
(1)ディリクレ列をスペクトルとするようなベシコビッチ概周期関数と一般ディリクレ級数の値分布とそれらの間の関係の研究、
(2)臨界線上、あるいは臨界線の周辺での広義ディリクレ級数の極限分布の挙動の研究、そして
(3)ランダム行列理論とリーマンのゼータ関数の零点の分布とモメント問題への応用の研究。

研究キーワード 確率論、解析数論、一般ディリクレ級数、ベシコビッチ概周期関数、ランダム行列理論
所属部局:部門 マス・フォア・インダストリ研究所 : 基礎理論研究部門